【感想】小笠原道大「魂(ガッツ)のフルスイング」

エッセイ、小笠原道大「魂(ガッツ)のフルスイング」,KKロングセラーズ

いや～本屋で並んでるのを見かけたときは、こっちが照れました（何でやねん）
今やすっかりこのガッツにメロメロな私ですが、本とか文章とかになると私はクール。別にこの本を手放しで褒めるっつーことはありません。彼は野球選手が本職なんだから、まぁ正直そんな期待してたわけじゃないのです。
でも、ファンだから絶対買うは買うわけで。（このへん矛盾）

面白かったのは

・WBCでのイチローの話(ちょこっとだけどね)
・高校の恩師に就職の世話をしてもらうときに、ヌケヌケと「鉄(=鉄鋼関係)はイヤです」と言ったとこ

特に2番目の点は、共感を覚えて親しみを感じちゃいました。
学生時代って、仕事に関してもイメージだけでとらえていて、こういうこと言っちゃうんよねぇ。（かくいう私も最初の会社で、内定をもらった後、人事との面接で「金融は絶対イヤです」(金融系とメーカー・流通系に事業部が大きく分かれていた会社だった)としゃあしゃあと抜かしてました。）

あとやっぱり、野球選手の奥さんは大変やぁ～とつくづく思いました。
あぁ絶対私はムリ！（て、なる可能性ないがな）

奥さんが財布を握ってる、というと聞こえが悪いけど、家族経営の自営業と考えれば、外へ出る働き手が夫で、奥さんのほうが経理とかをやってることと同じで、まぁそういうもんなのかな、と思う。
ガッツの奥さんは、トレーナーを探してきたりもしてくれたって書いてるから、ほんとに頼りに成るスタッフなわけですね。ご立派。

ま、そんなこんなで？
1日でも長く選手としてプレーする姿を見続けたい人です。
来年も日ハムのユニホーム姿でいてほしいけど、どうかなあ・・・。