【感想】SHINKANSEN☆RX 『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』
「SHINKANSEN☆RX
『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』」、劇団新感線、作/中島かずき、演出/いのうえひでのり、(東急シアターオーブ)
初!シアターオーブ。渋谷のヒカリエの上にある、ゴージャスでスタイリッシュな劇場。
2階席の真ん中あたりでも見やすくて、座席も長時間の公演でも耐えうる快適さでした。
そう、長いのですよ・・・。
夕方6時に始まって、途中20分休憩を挟んで、終わったのは10時近く。
でも、数回のカーテンコールの末のスタンディングオベーションに参加できたのは、幸せ~。
やっぱり、新感線の舞台は、た・の・し・い~~!!
生バンドのロックでギンギンの音、頭が痛くなりそうなくらいだけれども、それがいいんや!と思わされてしまう。
今回はほんとに歌&ダンスが多くて、第1幕なんかは、歌と歌の間を時々セリフでつないでいるといった感じ。
みんな歌がお上手だし、ガンガン動きっぱなし。
見てるだけでも息切れしそうで、こりゃ役者さんほんと大変だわ。
大活躍だったのは、なんといっても三浦春馬演じる明智くん。
切れのいい動きで、歌いまくり踊りまくり。
劇中セリフのとおり、もうメインは若いもんに譲るのかなぁと思いながら見てたけど・・・
劇中セリフのとおり、もうメインは若いもんに譲るのかなぁと思いながら見てたけど・・・
やっぱりさいごは古田新太の五右衛門がしめてくれました♪
いやぁ~、わかっていたけどやっぱりカッコイイ。新感線で見る古田新太は、惚れ惚れする。
マジヤバイってこういうことね。
マジヤバイってこういうことね。
力が抜けているのに切れがいい立ち回りはもちろん、
ラストの見得を切るとこじゃ、「キャー」って黄色い声出したくなるくらい。
(そんな声出したことないけど(笑))
ラストの見得を切るとこじゃ、「キャー」って黄色い声出したくなるくらい。
(そんな声出したことないけど(笑))
あと、麿赤兒サマが見れたのも嬉しかった。
ココ数年、唐十郎さんの赤テントに通うようになって、麿さんの舞踊もいつか見ないとね・・・とは思っているのですが。
ココ数年、唐十郎さんの赤テントに通うようになって、麿さんの舞踊もいつか見ないとね・・・とは思っているのですが。
15年前、初めて見た時もそうだったんですが、新感線のこういう活劇ものって、すごくあと引くんですよねぇ。
終わったあともしばらく、いろんなシーンを思い出して、なんかニヤニヤしてしまう(変な人)。
心地良い興奮が続くんです。
終わったあともしばらく、いろんなシーンを思い出して、なんかニヤニヤしてしまう(変な人)。
心地良い興奮が続くんです。
例えばだけれど、
明智「君を助けた理由は・・・助けたかったからさ!」
明智「君を助けた理由は・・・助けたかったからさ!」
お銀「そうなんだ!それでやっと納得できたわ!」
というセリフの応酬。
文章で起こすとなんじゃそりゃアホか!って内容ですが、舞台で見てる時は「うん!そうだね!」って納得できちゃう。
これがライブの、舞台の強さだなーと思って、ニヤニヤしちゃうんです。
文章で起こすとなんじゃそりゃアホか!って内容ですが、舞台で見てる時は「うん!そうだね!」って納得できちゃう。
これがライブの、舞台の強さだなーと思って、ニヤニヤしちゃうんです。
また、くだらなくてひたすら笑えるチープなストーリーと思いきや、ポイントはけっこう押さえてると思うのです。
秀吉が、不老不死の薬を断るところなんかは、なかなかしびれました。
B級を、しっかりまじめに取り組んでやっているのが、最高です。
私も見習いたい!(何を?)
秀吉が、不老不死の薬を断るところなんかは、なかなかしびれました。
B級を、しっかりまじめに取り組んでやっているのが、最高です。
私も見習いたい!(何を?)
ま、 チケット代はほんま高い!高すぎる!
こんな立派な劇場で、あんだけ豪華な舞台セットで、有名俳優がいっぱいのキャストで、ってなるとしょーがないんですけど、高いよ!
でも古田新太の主役を演じる新感線は、やっぱりまた見たいなぁ・・・と強く魅せられちゃいました。
こんな立派な劇場で、あんだけ豪華な舞台セットで、有名俳優がいっぱいのキャストで、ってなるとしょーがないんですけど、高いよ!
でも古田新太の主役を演じる新感線は、やっぱりまた見たいなぁ・・・と強く魅せられちゃいました。
今までの新感線 鑑賞記録
- 「港町純情オセロ」(2011/05/08)
- 「スサノオ~魔性の剣」(1998/05) ←この時の感想も、上記のリンク先にアリ
開演前、ヒカリエ11Fからの眺め。
ここまでなら入るのタダだから、また来ようかな(笑)
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