【感想】2013年末、紅白歌合戦をNHKホールで生観戦しました(※長文)
松の内が明けたどころか、成人式さえ終わった1月中旬になって、やっと昨年末の紅白歌合戦の感想を書きます・・・。
ここ数年、地道に5通ずつ応募をしていた夫が当選。
応募総数約120万通のうち、当選は1300通。うっひゃー。
ペアで行けるので、NHKホールに約2600人が招待されたことになります。
席は、当日の15時頃から引き換えにいきます。
ここも先着順ではなく、抽選みたいなもんらしいのですが、まだ運を使いきったわけではなかったようで、1階席の前から9番目を引き当てるという強運ぶり。
すばらしいダンナ様!!
NHKホールに入ったのは、18時前くらいだったかな・・・。
ホールに入って、手荷物検査をうけて、荷物等をクローゼットにあずけたり、スタジオパークの出店(おみやげ屋)みたいなのを覗いたり、おやつを食べたりしてロビーで待ちました。
ここ、スタッフさんもウロウロしているのですが、NHKの青井実アナウンサーがさっと通るのを見た。背、たかっ!モデル体型!
あと、背中に「南部ダイバー」と入ったジャンパーを来た小柄な男性が通ったのですが、あれは「あまちゃん」「サラリーマンNEO」の演出の吉田さんじゃないかと思ったんだよな・・・確証ないけど。
テレビでは19:15からの放送ですが、現地の開演は、30分前の18:45から。
幕がおりたステージに、担当スタッフの方が立ち、各種注意事項などの説明があります。
その後、「総合司会」お美しい有働由美子アナウンサーの登場。
キャー、ウドーさんステキよ~。あさイチ視聴者であり、彼女を新人時代(関西)から見ている私はテンションUP。
審査員の皆さんがステージにあがり、ウドーさんが一人ひとり紹介していきます。
マー君、でかっ!ごついっ。
杏ちゃん、超スタイルいい!頭ちっちゃ!帯の下ながすぎ!(分かってたけどさ)
そして、放送開始直前に、幕が降りて、ステージにスターというスターが居並ぶ姿を見た時は、やっぱ素直に感動しちゃいました。
だって、だってみーんな知ってる顔ばかりやし!
美輪明宏とサブちゃんが並んでるぅ~!そして隣にはSMAPいるし、更に隣には・・・(キリがない)。
これだけで、今まで見たことある有名人の数、あっさり越えたわ。
そしていよいよ放送開始!!
ここからは、まとめる自信がないので、思ったことをひたすら羅列します。
・開演前にウドーさんが「会場にいらした皆さんは、テレビでは見れないところがいっぱい見れるので、お正月に録画したものを見ながら、「ここではこんなことになってんだよー」っていちいち自慢げにツッコミを入れるってのがオススメです」と言ってましたが、本当にその通り。
普段、演劇は見に行きますが、テレビ番組の収録はほとんど行ったことがないので、ホント新鮮でした。
歌と歌の間、司会がしゃべってる間の、暗転中の舞台転換がずっと見えるので、基本、なんかずっとドタバタと慌ただしいお祭り騒ぎが続いている感じがしました。
ゆえに、綾瀬はるかのグダグダ司会っぷりも、それほど気にならず・・・。「うんうん、がんばれよー!」ってかんじ。
・単純ですが、ぐいーんぐいーんと伸縮しながら動きまわるクレーンカメラがすごいなーと思いました。
プロの仕事なんだから当たり前なんですが、カット割りでTV上ではちゃんとカメラが見えなくなるので、あぁすげー、と。
一番大きなクレーンカメラは若い女の子と男性と二人で操ってまして、うぉーかっけー!と思ってみてました。みなさん台本と舞台を常ににらめっこ。
・席には、カンタンなプログラム(曲順)と、テレビでよく見る紅白の丸ウチワ、関ジャニ∞の時に回すからヨロシクと書き添えられた白いタオル、そしてペンライト。
わーいこのペンライトもらえるのかな、と思ってたら開演前の説明で「これは回収しますので持って帰らないでください」と。
えーガッカリーけちー、と思ったのもつかの間、なんとこのペンライト、電源もなにもなく、光るタイミングも色も、全部スタッフサイドで一括管理をしているのです。
(コンサートとか行かないから一般的なものがどーなってるか知らないんですが、最近はみんなそうなん?やっぱここだけ?)
なので、ライトが光り始めたら、あ、振るんやな、とわかりやすく、楽しかったです。
終演後、幕がおりたとたんに、今度は赤で点滅し始めたのには感心。持ち帰り防止なんでしょうね。受付で返したら点滅が止まりました。
・毎年、最初と最後しか出てこないという印象の総合司会。今回けっこうウドーさん働いてる~、現地で見てるせいかなー、と思ったのですが、これはテレビで見てもそうだったみたいですね(笑)。
・ジャニーズ系のステージングの面白さ・楽しさはなんとなくわかった気がしました。しかし私はEXILE系の良さはよーわからんかった。(ファンの人ごめんなさい)
・同じく、AKB系のステージングも、飽きる。とっても豪華なんだけど基本ショーパブのノリ、って感じなので、何回も同じようなのを見るのはちとつらいわ。
あと、あんだけの大人数だと、退場時(入れ替え時)のドタバタ足音がほんとすごくて(笑)。子どもの運動会とかじゃないんやからーって思ってしまいました。
・ももクロはかわいかったです。声援もアツく!ただ自分はモノノフじゃないんで、それ以上は特になく・・・。
・嵐のステージは歌もダンスも舞台装置もすごかったけど、なんだろう、SMAPのあのスターのオーラは。貫禄あったし、ダンスもなんか力抜けててよかった。あれで歌が上手ければ完璧なのにぃ(笑)
・嵐といえば司会。やはりその中でも櫻井くんがしゃべり始めるとダントツの安心感がありました。しかし、それをはるかにしのぐ圧倒的な安定感を、ほんの一瞬司会エリアで話したSMAP中居くんに感じました(笑)。あぁ、鶴瓶と中居くんが司会の時ぜひ会場で見たかったわ。
・演歌の人の歌の上手さが、生で聴くとよーくわかりました。
・純粋に歌だけでいうと、石川さゆり からの 美輪明宏 がホントにヤバかった。おふたりから、魂に響く歌声ってのはこういうもんじゃ!ってつきつけられた感じで。息を呑んで聴きました
・ステージングとして、おもしろーい、と思ったのはサカナクションとPerfume。
・開演前に「長丁場なので、トイレには行きたい時にいってください。カメラに映らないようにと心がけながら(笑)。間に入るニュースの時間は5分だけで休憩時間ではないので、ここで一斉にトイレに駆け込みとかしないでください」って言われてたのに、私はガマンをしてニュースに切り替わった(つまり、鉄拳のネタが切られた)後、トイレへダッシュ。(悪い客)
そしたら、異常に背の高い美しい着物の女性の後ろ姿が・・・うわぁこの着物は杏ちゃんやんか!に遭遇。
え、なんでこんなフツーのお客さんの入るとこにいるの?と思ったけど・・・審査員の方も短い5分の間にいろいろ大変なんだなと思った瞬間でした。
・会場が一番熱量あがったのは、やっぱりゴールデンボンバーの時だったと思う。ニセ樽美酒の大車輪のときは、「ん?ちょっとおかしくね?」という感覚は一瞬あったのもの、とにかく大盛り上がり!最高でした。
・朝ドラ「あまちゃん」もずっとしっかり見てたので、今回のステージにはもちろん感動。
全部一緒に歌いながら見ました。能年ちゃんはTVが映ってないときもずっとアキちゃんしてて偉いと思いました。
やっぱり、春子さん(キョンキョン)→鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)にはゾクゾクきたよ~。鈴鹿さんなんてあの同じ着物なんだもん。
・ゆずの時には、現在の朝ドラ「ごちそうさん」で主演の杏ちゃんに加えて西門さん役の東出昌大くんも登場。デカっ。マー君よりもデカっ(わかってたけど)。
ふたりは、並んでいる時、テレビに映ってない時も、ずっとおしゃべりしていて、仲いいんだ~と微笑ましかったです。(そしてお正月には熱愛報道が出てた(笑))
・初めて、氷川きよしをカッコイイと思った(笑)。背が高いし、何より花がある。いやーこれは人気でるわなと納得しました。(単に私が年食ったからか・・・?)
・すごい緊張しぃだときく、和田アッコさん。曲と曲の間、暗転中、係の人に立ち位置まで連れていかれるのですが、遠目に見てもガチガチな感じがわかりました。
始まる直前のまだ暗い中、肩で大きく深呼吸してました。
・大トリ、北島三郎、サブちゃーん!
あの竜、かなり前の方にせり出してきて、ガタガタしてて、見上げてるほうこっちのほうが怖かったです。あんなところでガンガン歌えるサブちゃん、コマ劇場で長年培った技はハンパない。
プロなんだから私が心配する必要はまったくないはずなのですが、降りる時にもハラハラして見てました。
・歌が全部終了し、審査タイムに突入。いつの間にか紛れ込んでいた大久保佳代子さんをわりと早いタイミングで発見できたのは嬉しかった(笑)。
・放送が終了した後も、まだ幕はあいたまま。
最後にあらためてサブちゃんからご挨拶。「ま、別に歌手を引退するわけじゃないので・・・」とご本人はいたってサバサバとしていてよかったです。
・主演者の皆様、じょじょに舞台袖へ退場、最後に司会者だけが残って、ごあいさつ~。こちらも感無量。
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完全に幕が下りたのは、23:55くらいだったかな。
NHKホール内は携帯の電波が入らない仕様でしたので、出てから、家族から「映ってたでー」というメールが来てたのを見ました。
興奮さめやらぬなか、いつの間にか年が明けてました・・・。
ほんま、いい思い出になりました。
冗談でも誇張でもなく、文字通り「夢の様な」5時間でした。
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