【感想】維新派「アマハラ」
「アマハラ」、維新派、作/演出 松本雄吉、(奈良 平城宮跡)
最後の維新派。
今年、主宰の松本雄吉さんの訃報を知ったときは、本当に残念で、だから遺作とも言うべきこの作品は見に行かねば!とひとり馳せ参じました。
(まぁ、時々見に行っていた若輩ファンですが)
以前一度だけ言ったことのある平城宮跡は、だだっ広すぎて不安になるくらい。
劇場の勧めと違う道順を辿ったので、なかなか人が集まっている場所にたどり着かず、かなりドキドキ。
会場近くの交通整理の人を見つけたときは心から安堵しました。
公演の感想は、思っていたよりちょっとあっさりしていたかな・・・という感じ。
でも、終わった後、巨大舞台の向こうに金色に光る草原が美しくて、すごく心に残りました。
(下の写真は、劇場を後にする人たち)
しっかり防寒対策をしていったけれど、私の維新派観劇史上、いちばん寒くなかった。
開演前に雨が降って慌ててカッパをかぶったけれど、始まる頃には止み、帰る頃には月が出かかっていました。
屋台村の後ろに合った、松本さんの祭壇。
手を合わせました。
一人モンかつ下戸なので、賑やかな中、ひっそりとゴハンとお茶を楽しんで、名残惜しみつつ、余韻を楽しみつつ帰ってきました。
闇夜に光る門が、怪しくきれいでした。
維新派ブログ、私が行った当日の記事> 今日の劇場 10月16日(日) | 維新派オフィシャルウェブサイト
今までの維新派(松本雄吉) 鑑賞記録
- 「透視図」(2014)
- 「MAREBITO」(2013)
- 寺山修司没後30年/パルコ劇場40周年記念公演「レミングー世界の涯まで連れてってー」(2013)
- 「夕顔のはなしろきゆふぐれ」(2012)
- 「風景画 - 東京・池袋」(2011)
- 「ろじ式」(2009)
- 「nosutalgia 《彼》と旅する20世紀の三部作 #1」(2007)
- 「キートン」(2004)
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