【感想】COCOON PRODUCTION 2022「ツダマンの世界」

COCOON PRODUCTION 2024「ふくすけ2024 歌舞伎町黙示録」、作/演出:松尾スズキ、(京都ロームシアター)

うおおおーーー、良かったーーーー!休憩はさんで3時間もあったのに、あっという間だった。
私は初めて見たのだけれど、さすがさすが、何度も再演されているだけあります。
今までのも見たくなっちゃった。

露悪的になりすぎるとウンザリするが、そこまでいかないギリギリの線でうまくとどまっていて、一方で、ポップでパーっと明るく発散するエンタメ感があって。
最初、唐組のアングラ演劇ムードっぽい?俳優の配置の仕方がNODA・MAPぽい…?って思ったけれど、でもやっぱりこれは、松尾スズキのものなんだなぁと思い直しました。

そしてやっぱり、阿部サダヲと荒川良々ってすごい。見ててヒリヒリするよう。

席は、前から6列目だけどだいぶ上手寄り。もう少し正面から全体が見渡せるところで見てみたかったけど、それでも俳優の表情が見える位置だったのは幸せだった。

ここ数年の観劇で、私の中で一番高揚感高まったのが2019年に森ノ宮ピロティホールで見たBunkamura30周年記念「唐版 風の又三郎」(作/唐十郎、演出/金守珍)だったのだけど、それに並んだか越えたか、それくらいの興奮!だった。

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