【感想】浅田次郎「きんぴか」

小説,浅田次郎,「きんぴか1 三人の悪党」,光文社文庫
小説,浅田次郎,「きんぴか2 血まみれのマリア」,光文社文庫
小説,浅田次郎,「きんぴか3 真夜中の喝采」,光文社文庫

ピカレスクもの、です。
楽しく読めました。
高校時代に、夢中になって読んだ田中芳樹の「創竜伝」を思い出しました。こういう雰囲気でしたね～。
なんか、会話の面白さが、非常に作られた感、うそっぽさがすごくあるんだけど、こういう小説はそういうもんとして楽しむから、ええのよね。

最後、あっけなく終わったのが物足りない気もしますが、下手に大団円で終わるよりは良かったと思います。