【感想】こうの史代 「夕凪の街 桜の国」

マンガ,こうの史代 ,「夕凪の街 桜の国」,双葉社

以前から評判の高かったマンガ。
戦後世代が書いた「ヒロシマ」の物語。
やっと買い、読みました。

感想は・・・、
予想していたよりも、かなりよかったです。
メッセージを強烈に感じるのに、そこに踊らされず、味わい深いドラマとしてきちんと読める。
この物語・この内容を表現するには、マンガという、ペースや考える時間を読む人に与えてくれる表現手段が一番合っているのだなぁと思う。内容に無駄がない。

誰も何も特殊なセリフを言ってるわけでもないのに、
だからなのか、何度も何度も読み返してしまう。

人に「これはオススメ！」と文章で書くのはちょいと苦手なのですが、この本は、ぜひ、たくさんの人に読んでもらいたいと思いました。

＃買ってすぐ、渋谷のカフェで読んでいて、一人で涙ぐんでいたので、ウェイトレスのおねえちゃんはたぶん不審に思ったことでせう。