【感想】ポール・ギャリコ「ジェニィ」
小説,ポール・ギャリコ Paul Gallico,「ジェニィ」Jennie ,新潮文庫,古沢安二郎 訳
ジェニィ (新潮文庫) ポール・ギャリコ 新潮社 1979-07 |
久しぶりに、純粋に、ワクワクハラハラドキドキするお話でした。
まるで、子どもの頃、初めて「不思議の国のアリス」を読んだときのように。
最後も、切ないのだけど、でも悲壮感はなくて、ほんとに豊かな気持ちを味あわせてくれ、読後感もサイコウだった。
元気のないときや、気持ちが鬱々としていて何も集中できないときなんかに、ぴったりな一冊かも。
あ、猫ちゃんが主役の小説(大人の童話)なのです。それなりに猫に関しての描写はリアルだと思いましたが、ふだんから猫に接している人なんかが読むとどんなかんじなのかしら?
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