【感想】姑獲鳥(うぶめ)の夏
小説,京極夏彦,「姑獲鳥(うぶめ)の夏」、講談社ノベルズ
姑獲鳥(うぶめ)の夏 (KODANSHA NOVELS) 京極 夏彦 講談社 1994-09 |
最初の京極堂のクドクドしたうんちく話?を乗り越えると、あとは特に難解なことはなく、ドンドン読みすすめられました。(ま、でもこのクドクド話が、この小説の世界観をひととおり説明しているわけではあるが)
ミステリーとはいえ、いわゆる奇想天外なトリックを使うのではなく、日本土着の民俗学モチーフを使っているところが面白い。(私のボキャブラリーが貧困なので上手く説明できない・・・)
民俗学的な話は私は結構好きなので、頭ん中かなり刺激されて楽しかったです。
かなり凄惨で残酷な描写も多いけど、でもやっぱりエンタテイメント小説でした。
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