【感想】Ｍ＆Ｏ ｐｌａｙｓ プロデュース「マレーヒルの幻影」

「マレーヒルの幻影」、M&O plays プロデュース、作/演出　岩松了、(本多劇場)

な、長かった…。途中休憩15分あって、全部で3時間。

「グレイト・ギャツビー」に想を得た作品とのことだが、アレ読んだのは10年以上前だったのでろくに覚えてない。その辺を踏まえた上で見てれば、前半あんなに眠くなかったのかもしれない(笑)。

音楽や、舞台美術はとても素敵で、特に鉄柵の門の形をした舞台装置がシンプルながらとても効果的でよかったです。
ただ、筋書きは割と平凡な感じがしたのもあって、若干退屈したところもありました。

役者さんはみんな良くて、初舞台のARATAくんと麻生久美子見れて満足です。特に麻生久美子は、TVで見てる通りの、あの独特の間や雰囲気でした。松重さんが迫力あったなぁ。
ナイロンの三宅さんも、地味ながらしっかり地に足ついた感じでよかった。

ロビーで、見に来ていた嶋田久作氏を至近距離で見れたのが、大きな収穫だったかも・・・(笑)イメージほど大男という感じはなく、顔もちょっと長め？なくらいで、会場に溶け込んでらした。