【感想】ポール・ギャリコ「スノーグース」
小説,ポール・ギャリコ Paul Gallico,「スノーグース」SnowGoose,新潮文庫,矢川澄子 訳
スノーグース (新潮文庫) Paul Gallico 新潮社 1996-12 |
「スノーグース」は、翻訳がとてもいい気がしました。難しい言葉は使っていないけど、ふだんの話し言葉ともちょっと違う、「お話を語ることば」で、じっくり読もうという気にさせてくれました。
3編目に入っていた「ルドミーラ」が、すごくギャリコらしい感じがしました。
ギャリコのお話の結末は、わりと現実的で写実的なのに、読後感はとてもさわやかで清々しい!
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