【感想】「マイブリッジの糸」
マイブリッジの糸,カナダ&日本,2011,山村浩二,(東京都写真美術館ホール)
私のTwitterのTLで、映画やドラマの好みが合う方(と私が一方的に思っているだけですが・・・)の評価がとても高かったので、行ってきました。
山村さんのことは知っていて、「Web Designing」での連載も楽しく読んでいました。
でも、有名な「頭山」も、紹介VTRくらいでしかちゃんと見たことなくて、今回はじめてしっかり映画館で作品を鑑賞しました。
で、感想ですが、うむ、たしかに一言では言い表せない。
面白かったー!すごかったー!ではないし、泣けた!せつないわ!とかでもない。
かといって、つまらなかったとも、自分に合わなかったとも思わない。
かすかに、でも確実にずうっと後を引く感じで・・・。
しかし、思い返してみても、たった12分ちょっととは思えない中身があったと思います。
マイブリッジの半生が、しっかりと刻みつけられました。
そして、映画の内容とは離れてしまうのですが、あのBGMがずっと耳に残り、
クラシック音楽が好きで、バッハが好きで、ピアノとリコーダーの音を愛していた亡き母を思い出し、
久しぶりにグッときてしまいました。 (しかも帰りの電車の中で)
映画をきっかけに、内容とはまるで関係ない、自分の身の周りのことに思いを馳せてしまう、
これもまぁ、映画の楽しみ方の一つってことで・・・。
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