【感想】唐組 第48回公演「西陽荘」

「西陽荘」、唐組、作/演出 唐十郎、(井の頭公園 木もれ日原っぱ) 


初日に行ったのは初めて。
そして、私が今まで見に行ったなかで、一番空いてた・・・。
足が余裕で伸ばせちゃったもんね。
1年前は、おっそろしく大雨の日でも、ぎゅうぎゅうの大盛況だったんだけど。
なんだか心配になってしまった(大きなお世話)

今回モチーフとして出ていた「サフランミルク」。
もう使えなくなったミル、あの乳牛たちの悲しい顔、といったセリフに、ついつい原発事故で被害を被っている福島県の酪農の話からきているのかな、と思うのはうがちすぎだろうか?
サフランミルクは匂いがするけど、放射線は匂いも形もないよね・・・
とか、ちょっと色々なことを想像しすぎちゃったかも。

でも、最後は、いつもにもまして映画的で、広い画面を見渡してスカッとする気分を味わいました。
やっぱり、見に来てよかったと、今回も思わされた。

ここ数回、鳥山さんが出てない気がする。あと辻さんも最近、女装されませんねぇ。さみしい!(笑)
あと、安保由夫さんは、初めて拝見しました。立ってそこにいるだけで、悲しいようなおかしいような、独特の雰囲気をお持ちだな~と思いました。もっとギター聴きたかった!

今までの唐組 鑑賞記録

 

お問い合わせ

制作依頼・ご感想・ご質問・お見積りなど、お気軽にお問い合わせください