【感想】塩見鮮一郎「異形にされた人たち」
塩見鮮一郎,「異形にされた人たち」,河出文庫
異形にされた人たち (河出文庫) 塩見 鮮一郎 河出書房新社 2009-01-26 by G-Tools |
亡母の本棚から拝借。
昔の、オニとかカッパとかの話かなーと思ってたら、全然違っていた。
いろんな内容の「さわり」だけのような気もしたが、すごく興味深く読んだ。
私って、ほんと無知だなぁと思い知った。
どんなことにだって、まだまだ知らないことがたくさんあるんだってことを認識しなきゃな、と思った。
弾左衛門、とか全然知らなかったもんなぁ・・・。
近畿圏に生ま育ったので、同和問題など、授業でやるものの、実感としては乏しいままで終わっている。
なんとなく、うわさで、あそこの子は・・・とか、あそこの地区は・・・とかは、聞こえてこないこともなかった。
だから、むとんちゃくに大きな声でしゃべるのは、なんとなく憚られる、という意識だけはあるのだけれど・・・。
とにかくいろいろ刺激を受けた1冊だった。
後日、もうちょっと思った所をいろいろ書き留めたいな。
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