【感想】トム・プロジェクト プロデュース 風間杜夫ひとり芝居「正義の味方」

トム・プロジェクト プロデュース 風間杜夫ひとり芝居「正義の味方」、作・演出:水谷龍二、本多劇場

最近PARCO劇場続きだったので、本多劇場は久しぶり。
前から4列目の真ん中という特等席!

お客さんの年齢層が高くて驚いた。うちの夫婦が一番若いほうかも?ってくらい。
やっぱり、昔からのファンが多いってことかしらん。しかも観劇には珍しく、女性より男性の方が多数。

内容は、安心して楽しめました。

昔ながらの銭湯を切り盛りする大正生まれの爺さん。
彼の軽妙な語り口に引きこまれながら、いつの間にか、話は彼の若かりし頃、太平洋戦争中へグッと戻って・・・。

舞台は、ずっと同じ銭湯の脱衣場なのだけど、その時期によって時計やラジオ、ラジカセなどの小道具が微妙に替り、時代を感じさせてくれる。

風間杜夫はやっぱりすごいな。笑えるんだけど、時々、こっちの胸がきゅーんとなるんですよ。きゅーんと。
必死さと、健気さと、ずる賢さと、みんな同居してる感じ。ええもん見ました。

 

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