【感想】維新派「透視図」
「透視図」、維新派、作/演出 松本雄吉、(大阪 中之島GATEサウスピア)
実家から行きやすいところで、野外公演なんてきいたら、行くっきゃないでしょ!
台風でやきもきしましたが、無事、鑑賞できました。(前日は公演中止になったので、私はラッキーでした)
今回もなかなか風が冷たくヘビーな環境でしたが(トイレに立つ人続出)、終盤、舞台に水が入ってからエンディングまで、幻想的で、しかも躍動感もあふれてエキサイティングでした。
「夕顔のはなしろきゆふぐれ」と同じく大阪の街そのものがテーマだったので、私自身にある「近くて遠い国、おおさか」への感情がゆさぶられるものがありました。
そして今回、思いきって父を誘ってみましたが、それなりに楽しんでくれたようでした。
今も現役で働いている父からすると、同年代の松本さんが、これだけ大規模な舞台を続けていることや、それに従う大勢の若者がいること等々に、驚嘆したという感じのようです。
その意味は、40になったばかりの若輩者の私でも、なんとなくわかります。
こういう、わけわからんもの(笑)をづづけていくこと。採算があうように。しかも自分ひとりじゃなくて大勢をかかえながら。
これは、ホンマにすごいことですもんね。
ちょっと憧れるけど…、いや、やっぱメチャクチャしんどそうやしなぁ、目指すにはちょっと、でかすぎるなぁ。(って何になるつもりやねん、私)
維新派ブログ、私が行った当日の記事> 今日の劇場 10月14日(火) | 維新派 オフィシャルウェブサイト
今までの維新派(松本雄吉) 鑑賞記録
- 「MAREBITO」(2013)
- 寺山修司没後30年/パルコ劇場40周年記念公演「レミングー世界の涯まで連れてってー」(2013)
- 「夕顔のはなしろきゆふぐれ」(2012)
- 「風景画 - 東京・池袋」(2011)
- 「ろじ式」(2009)
- 「nosutalgia 《彼》と旅する20世紀の三部作 #1」(2007)
- 「キートン」(2004)
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