【感想】パルコ・プロデュース公演「趣味の部屋」
パルコ・プロデュース「趣味の部屋」、[脚本]古沢良太 [演出]行定 勲(パルコ劇場)
脚本は、月9「デート」や「リーガル・ハイ」で飛ぶ鳥を落とす勢いの古沢良太さん。
しかし両方ともマトモ見てない私にとっては、NHK「外事警察」の人。
あの外事警察のごとく、どんでん返しにつぐどんでん返し。
最後の1シーンがさらに謎を深め不吉さを残すところなんかまさにそう。
楽しかった!
初めて、生で中井貴一を見た。か、かっこいい!
顔が、じゃなくて全体として。身のこなしがスマート、洗練されてる。言葉じゃうまく言い表せない。
これは1日2日で身につくもんじゃない。お育ちの良さ、にじみでる余裕がそうさせるのかしら。
戸次のシゲちゃんは、あいかわらずこういう残念な役が似合う。
ほんと、今、薄っぺらい2枚目役をやらせたら彼の右に出るものはいないとさえ思う(笑)。
白井さんも慈英さんもさすが、安心して見て、笑えました。
残念だったのは、原幹恵・・・。
うーん、なんかひとりだけ学芸会チックで固かったですね。
彼女の役を、狂気と色気のあるコメディエンヌがのびのびとやってくれたら、ググっと完成度があがったのになぁ。
2時間ぶっとおし、飽きずに楽しみました。セットも立派で、たまにはこういうゴージャスな舞台もいいね。
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