【感想】宮下 奈都「羊と鋼の森」文藝春秋

宮下 奈都「羊と鋼の森」文藝春秋(Amazon Audible)

Amazon Audibleで初めて一冊読んだ(と言うより、この場合は「聴いた」と表現したほうがよさそう)。
通常スピードだと、すこしかったるくて、1.3倍スピードで聴いた。私って急ぎすぎ?と思う反面、目の見えない人はふだんからもっと速いスピードで聴いているともいうので、ま、これでいいとしよう。

さて、感想。わりと面白かった。
おとなしくて淡々としていて、でも地道に歩きつづけることの賞賛に満ちていて、なにより、ピアノの音が、美しく表現されていたと思う。

子供のころ少し習っていた程度の私だが、ピアノはやっぱり、好きだ。でもあのときは、人によって音が違うということが、今ほどはわかっていなかった気がする。

 

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