【感想】万城目学「バベル九朔」角川書店

万城目学「バベル九朔」角川書店

おひさしぶりのマキメさん。新刊が出たというニュースを見、でも買うより先に図書館で昔のをまず読もうする、せこい私。

万城目さんの本は、いつも最後止まらなくて一気読みしてしまう。
最後は、うーん、微妙…?でも、これもありかな…。
主人公は、完全にご本人が投影されてるんだろうなーと思いながら読みました。

というわけで、不満というわけじゃないのだが、それよりも!
なんだか、先日見た映画「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)に、すごく構造が似ている気がしてならなかった。

塔の中に広がる別の世界、そこは現実と微妙にリンクしながら存在する世界。偉大で変わり者の祖父が作り支配者として登場し、かつ死にかけている。母(伯母)が少女として登場する、そして水先案内人が厄介な癖の強い鳥(カラス)…。

それともこれは、古来よくある物語構図なのかな?その辺は自分に教養がないのでわからない…。誰か教えてください。

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