フラメンコは歌い、シェリーは語る
先日エッセイを読ませていただいた堀越千秋さんのライブに行ってきました。
銀座にある、シェリーの専門店&スペイン料理のお店、しぇりークラブで毎月開催している「シェリーを片手にカンテ(唱)を聴く」会というのがありまして、その今回のゲストが堀越さんというわけです。
しぇりークラブはビルの2Fにありまして、そのビルの地下、ギャラリー悠玄のスペースでライブは行われます。
1Fで受付を済ませ、シェリーを1杯受け取って地下へ。
地下はなんだか洞窟風で、フラメンコの雰囲気にぴったりです。
洞窟は既に人でいっぱいで、いちばん前のかぶりつきの席に案内されちゃいました。
さてカンテはどうだったかというと、エッセイにあったとおりの、唸り、叫びあげる唱でした。
狭い洞窟の空気がビンビン揺れるのを感じました。
たしかに、演歌っぽい。泥臭い、泣き節が主です。
ギターソロもあわせて、6~7曲ほど。
途中休憩があり、小さいカップに入ったタパス(小皿料理)とシェリー酒が振る舞われました。
(私はお酒は買いそびれてタパスだけ。タパスはホントにちょびっとだったけど、美味しかった)
私がグッときたのは、スペインの南部でも西のほう、平地のほうのわりと明るめの曲のほうでした。(SOLEA(ソレア)、アレグリアス(ALEGRIAS)等)
なんか、テンポよく明るいんだけど、それが返ってグッときて泣きそうになるという…
私があまのじゃくなだけやろか(笑)
東方の、グラナダあたりの山の多い地域のカンテは、湿っぽくて哀しい歌が多いということで、それは私にはあまり響いてきませんでした。というか、やっぱもうちょっとスペインを知らないとピンと来んのかしら。
お客さんは、若い女性が多く、なんだかみんなすらっとしていてきれいで、みんなフラメンコの踊りを習ってる人に見えました(笑)
あとは、お友達と思われる年配の男性の方も多かったかな。
建物の中2階にあるトイレが、異常に水流が弱くてちっとも流れないということ以外は(これもアンダルシア流なのか・・・!?)、とても楽しい夜でした。
堀越千秋公式サイト
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銀座しぇりークラブ
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当日振る舞われたシェリー酒 (私は最初の一杯 Alregriaしか飲んでませんけど・・・)
・Alregria
・Alburejo
・Paloma Medium
ギャラリー悠玄
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