祖母のお葬式
この週末は、大阪の父の個展に行き、西宮の実家に泊まる予定だったのですが、祖母(父の母親)が6/11の朝に他界ししたため急激に予定が変わりました。
土日と月曜の朝まで、福井県にて通夜・葬式とそれに伴う諸々の行事にみっちり参加して、今日東京に帰ってきました。
祖母は、祖父が17年前に亡くなってからは一人暮らしとなり、ここ数年は施設にお世話になっていましたが、100歳近くになってもほとんど病気をしたことがない、健康で頑健な人でした。
眠るように亡くなったそうです。
幼い頃、正月とお盆はたいてい福井の田舎に家族で帰り、世話になりっぱなしでした。
私が小学1年生の頃入院したときは、田舎から出てきて付き添いをしてくれました。
(当時、妹がまだ小さく母が動けなかったからと思われる)
ほんまにほんまの大往生で、子どもやら孫やら、たくさんの人に見送られて、よかったなぁと心から思いました。
でも、私は、今年初めに突然逝ってしまった母を思い出すと、ほんのちょっと、複雑な気持ちがよぎります。
嫁姑の骨肉の争い、なんて分かりやすい構図があったわけではないけれど、生前の母の言動を振り返ると、いろんなものを飲み込んで、時には飲み込みきれないでいたのがうかがい知れます。
別に私はどちらの味方とかとそういう気持ちはさらさらないのですが、どうしても、30歳以上も若い母のほうが先に逝ってしまったという現実が、なんとも切ない気持ちにさせられてしまうのです。
まぁ、私なんかこんなノンキなセンチメンタルに浸ってるだけで、ほんとに大変なのは父のほうでしょうね。
子どもから見ると、父は心身ともにタフ、というかしぶとい人なので、あまり心配はしてないんですど…、さて、どうなんでしょうかねぇ…。
今年はまだまだ関西との往復は続きそうです。
喪服は、もうカンベンしてほしいワ。
※田舎のお葬式の大変さ・面白さについては、また日を別にして記してみようと思います。
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