[週1日は原発のことを考える]決断とか判断とか

この1週間は、それなりに過ごしつつ、なんだか漠然とした不安に急に襲われる日が多くもありました。
牛乳、やっぱり北海道産だけにしようかなーとか思って少し遠目のスーパー行ったりする日もあれば、
外食で、産地なんか気にせずガンガン美味しく食べて楽しんでたりする日もあったり。

まぁ、人間って矛盾してるというか、首尾一貫できないもんですよね・・・。（ごまかし）

と、個人レベルでもそうなんだから、ある一定以上の人間があつまった地域やコミュニティになればまとまらないのがあたりまえ。それを越えて意思決定するのがリーダーシップというものなんだろう。

玄海原発の再開に向けて、町の判断としてGOが出たようだけれど、これも全員が納得しているわけじゃないだろう。
ただ、GO派の人もNG派の人も、多分共通して心の奥底では「これは、ホンマは、ヤバい」という意識はあるんじゃないかと思う。
今回の福島の事故は、それだけのインパクトがある。
子どもや、子供の子どもの世代まで消えない、見えないバイキンをいっぱい振りまいてしまった。
根本的解決方法は、現在のところ、ない。（将来は開発されるかもしれないけど）

事故が起きたときに、これだけ広範囲に致命的な事故になるものは、やっぱりダメだと思う。
事故を起こした世代がみな死んでいなくなっても影響を及ぼし続けるような事態になるものは、国を滅ぼすものだと思う。だから、科学的に解決方法が見つかっていない現在において、原発の安全性確認なんて、できないんだと思うようになった。

震災と原発事故で、天災と人災両方で、庶民である私は無力感を味わった。
本当のことなんて、きっと一生わからないんだ。最終的に正しいことが実行されるなんて思ってちゃダメなんだ、と。

でも、それでもやっぱり、人任せ、お上任せでは行けないんだという意識も徐々に強まってきてると思う。
自分たちが歴史を作るのだから、一人ひとりが将来を思って 決断・判断をしなくちゃいけない。
日々、変わってもいいから、時々は忘れてもいいから。
でも、トータルでは、ここぞって時には、「自分の世代よりも将来のこと」を優先して考えるようになっていきたい。

・・・今週もまとまらなかった・・・暑さのせいってことで・・・
これ原発の話じゃないし・・・